相変わらず腰が痛いのと、チマチマとやらなきゃいけない事を日々消化したのにまた振ってくるという状況でして、今月はサクサクと。
そんな10月の購入予定です。
10月2日『Ghost of Yōtei』
コンプリートエディションの発売と同時に、ストーリーDLCなどが追加されるのでアップグレード版を買ってプレイする予定。
プレイ感覚を思い出すために、また本編をちょこちょこ遊んでますが、渡辺モードが最高ですね。しかも今回のエディション発売にあわせて4曲追加。マジ最高。
購入はこの1本かな。
あとGAME PASS関連で既に発売された『マインクラフトダンジョンズ2』と、7日発売の『Gears of War: E-Day』はどこかでプレイしたいかな。
今月はこんな感じで。
それでは先月プレイしたゲームの話。
XBOX『紅の砂漠』
結構がんばって毎日プレイしていたのだが、限界が来てしまった。
オープンワールドとしての密度というか、アイテムやその世界に生きる多様な生物。NPC一人ひとりまでに好感度を設定してあるなど圧倒的な物量の凄さはある。
ただ、ストーリー周りがあまりに虚無過ぎる。
主人公の所属していた部隊が襲われ壊滅。
かろうじて生き残った仲間を探し、復讐しようぜという単純なストーリーではあるものの、会話の面白みも、キャラクタの個性もなにもかもが虚無。
主人公も含め、何も興味が持てないキャラクタを動かして進むことに飽きてしまった。
もちろんそれだけではなく、武器周りの強化システムのつまらなさ、無双シリーズかっていうくらい敵の量が出てくるがそれにチューンされた戦闘システムではないのでただただダルい、あまりにも多すぎるパズル、などなど不満点の限界が越えてしまいました。
めちゃくちゃ凄いゲームだとは思うし、何よりこの世界の深さをまったく知らないままプレイを止めてしまった人間が感想を言っても、という感じはするだろうけどさ。
いやぁあまりにも本筋がつまらなすぎて何も興味が無くなってしまった。
でも買って損したとか、そういうのではなくて。凄いものを作ったなという一端に触れることは出来たのは良い機会でした。
いやマジで凄いゲーム。ハマる人は何百時間とこの世界に居られるし、それを可能にするだけのボリュームのゲームだとは思います。
このデベロッパーの次回作があればちょっとチェックしたいですね。
ところで、ここからマジで中年のおっさんの愚痴で申し訳ないんだけど。
私も40代半ばを過ぎまして。やっぱ趣味に対しての体力も落ちますね。
ゲームが続かないとか、買ったゲームを起動もしないなんていうのは先人たちから受け継がれてきたあるあるで、何を今更という話ではあるでしょうけど。
たぶん先月なんか月の後半は自分でゲームをするより、リビングでツレがやってるファイアーエムブレムの新しいヤツを眺めながら喋ってる時間の方が長かったんじゃないかな。(アレも変なゲームですね。異常なボリュームのごった煮ゲー。)
まぁこれが先月はたまたま腰が悪かったとか、雨が続きすぎて気分が沈んでいたりとか、色々とやることが立て込んで脳が休まらないほどに疲れていたとか、色々と要因はあるにはあるんですよ。
ただ、それこそゲームだけじゃなくて、Netflixなどで映画を見るにも腰が重くなってしまったり、本を読むスピードが普段より遅い上にイマイチ目が滑って内容が理解出来てないなど、アカン瞬間が多々あってなんかヤバいなとは思ったんだよね。
歳だからしゃーないという話で終わるかもしれんけど、自分の中にある熱みたいなものがちょっと冷めてしまった感じがあって寂しかった。
そんな感じなので、まぁしばらくは熱が戻るまでゆるりと生活するつもりです。
ここからはその他のメディアを。
まずは本。
ホリー・ジャクソン(著)『夜明けまでに誰かが』
原作が大ヒットしNetflixでドラマ化もされた『自由研究には向かない殺人』シリーズの著者によるワンシチュエーションミステリー。
高校生と大学生の男女6人組がキャンピングカーに乗って旅行へ出発。
しかし、目的地へのルートから外れてしまい、荒れ地に入ってスタック。
なんとかそこから脱出しようとした矢先、全てのタイヤが何処からか発射された銃弾によって撃ち抜かれる。
その後、狙撃手からのコンタクトにより、彼等の中に重要な秘密を隠している人物が居ること。その秘密を明かさなければキャンピングカーから出られないこと。逃げようとするなら射殺することが告げられる。
キャンピングカーの中の誰が重大な秘密を握っているのか。そもそも命がかかるほどの秘密とは。
徹底したワンシチュエーションの小説で、500ページ以上の文量がほぼ全部キャンピングカーの中という圧倒的な閉塞感。
それぞれの家庭環境によりどうしても人には言えない秘密を抱えた登場人物達。だが、極限の状態になってどうしても明かさなければいけない真実の鮮やかな暴き方は、ミステリーとして気持ち良い。
で、やっぱ小説の書き手として巧みだなと思うのは、著者はあくまでヤング・アダルト小説として書いているので、その若い登場人物たちの未熟さ、若いからこそ追い詰められてしまう選択肢のなさの描写や設定が見事。
自分で生きる環境が選べないからこそ生まれる悲哀よね。
最後まで読み終えて、改めて上手いなぁと唸った作品でした。
ここからは映像関連。
Netflix『モンスター: リジー・ボーデンの物語』
ライアン・マーフィーの殺人鬼シリーズ最新作。
今回は、毒親を斧でぶち殺したお嬢様リジー・ボーデンの物語。
1800年代末のアメリカ社会においての女性へのプレッシャー、結婚、出産、家事。それだけではなく、格差による搾取など女性であるというだけで危険にさらされる環境、それらをジェンダー問題の視点からリジー・ボーデン個人だけでなく、その当時に生きた女性の心を描こうとしている。
そういった女性への抑圧の歴史を現代に生きたアイリーン・ウォーノス(女性の連続殺人犯)と絡めたことも、果たして成功しているのかどうか疑問には思うが面白い試みだし、ラストシーンはとても良い仕上がりになっている。
このシリーズ自体が実録というよりも、かなり脚色したシリーズではあるものの、今回はさらにそういった味付けを増やした点が賛否分かれるかもしれんね。
ドラマとしては若干間延びしてしまっており、そもそもリジー・ボーデンはシリアルキラーではなく起こした事件も少ないのでドラマで8話もいらなかったのでは、と言うと元も子もないけど。
過剰なほどの残酷さと理不尽さ、そして各所に入るバカバカしさにより童話的な雰囲気があってかなり楽しめました。
あと主役のエラ・ビーティの表情が凄く良かった。
全然知らない女優さんだったので見終わったあと調べたら、アネット・ベニングとウォーレン・ベイティの娘さんだそうで。そう言われてみると顔の輪郭はお父さん、目の感じはお母さんそっくりかもね。
あとNetflix繋がりの話で、ただの愚痴ですけれども、最近の国内Netflixオリジナルのドラマがイマイチすぎませんか。
具体的に言うと、序盤2・3話くらいまでは面白いのにそこからの失速がエグすぎる。終盤はイマイチだったけどまぁまぁ面白かったなという感想ではなく、マジで時間の無駄だったなレベルのつまらなさまで堕ちていく感じ。
今話題になっている所で言えば『ダウンタイム』ね。
外見のコンプレックスや獲得した美を失うことは人の命までも左右する問題であるというテーマでスタートしたのに終盤はただのしょうもないお家騒動て。
視聴者を飽きさせないようにするために無理矢理な展開連発と、物語を動かしたいだけでキャラクタの整合性がないキャラクターの台詞、登場人物の使い捨て、最後は取ってつけたようなシスターフッドって、なんじゃそれ。
テーマの深堀りもせず、行き当たりばったりでただ刺激的なものを詰め合わせただけ。
ここ最近のNetflixの国内ドラマ作品ってこんなのばっか、マジで低俗すぎてキツイです。
あとテレビ番組でヤバかったのが、NHK『未解決事件 北関東連続幼女誘拐・殺人事件』。
栃木と群馬の間で発生した5件の連続幼女誘拐・殺人事件。
足利事件として冤罪の逮捕者まで出したこの事件の真相を追うドキュメンタリー。
いやヤバい。想像していた何百倍もヤバい。
足利事件では当時出始めだったDNA鑑定が採用されたが、それによって冤罪の逮捕者を生んでしまった。
そのDNA鑑定がいかにずさんなものだったのか。
そもそもそのDNA鑑定がどれほどデタラメな方法であり、その鑑定法を作った人物がいかに嘘つきだったかも追っていく。
しかも明らかになる証拠の捏造。
後年その鑑定方法の信ぴょう性が疑われる最中、同じ方法のDNA鑑定により死刑執行されてしまった飯塚事件。
そしてラストですよ。
この番組の制作にも協力し、長年この事件を追い続けているジャーナリストの清水潔によって真犯人まで突き止めているが、警察が絶対に認めないという終わり方。
清水潔の調査により、犯人である疑いが強いという人物のDNA鑑定を行い、4兆7000億分の1の確率で犯人とDNAが一致していることが判明する。
しかし警察側は、その人物のDNA鑑定を複数の法医学者に依頼したが、犯人の残したDNAとは一致しなかったと発表。
だが、その鑑定をしたという法医学者にコンタクトを取ると、そもそも警察からこの事件の鑑定依頼はなかったという。
検察・警察のメンツ、そして検察を信用しすぎていて機能していない裁判所。それらにこれ以上傷がつかないよう、彼等にとって未解決でなければならない事件として、両者が時間切れを待っているというグロテスクさ。
醜悪の一言に尽きる。
よくここまで突っ込んだ番組を放送したなぁ。凄い。
最後に音楽。
Button Masher - Pastel Roses
ジャズとチップチューンの融合でグラミーも獲ったButton Masherのニューアルバム『Super Button Masher』が良すぎる。
今回はスーパーファミコンの音源をテーマにしたアルバム。
曲を聴いているだけで、スーファミの時代に活躍したコンポーザーの名前やゲーム画面が頭に浮かんでくるようなサウンドもあったりして最高。
Button Masher - Magic Dragon Ride
脳裏にフラミーが。でんでん太鼓をくるくるしちゃうよ。
Button Masher - Pause Menu for the Broken Hearted
スーファミのゲームやりたくなってくるね。
Iriz - Cake Taming
最近知った韓国のコンポーザーIrizの新曲。
ドリーミーかわいいポップ。
今後も活躍を楽しみにしてます。
こんな感じで今月はおしまい。
また来月までなんとか生きていきましょう。