最近大きい地震が多くて怖いっすね。
一応普段から備蓄などはしてあるものの、今住んでいる地域は若干液状化しやすい場所なのでその不安もありつつ。とにかく何も起きないよう願うだけです。
そんな7月の購入予定。
9日
XBOX『アサシン クリード ブラックフラッグ RE:シンクロ』
アサクリ4のリメイク。
近年のアサシンクリードシリーズ的なRPGスタイルではなく、あくまで当時のシステムをそのまま活かした形でのリメイクらしいですね。
アサシンクリードシリーズ屈指の名作であるブラックフラッグのリメイクだけあって楽しみ。
今月はこの1本かな。
23日発売Switch2の『スプラトゥーン レイダース』はちょっと楽しそうなのでやるかもぐらいな感じで。
ここからは先月プレイしたゲームの話。
PS5『ドラゴンクエストI&II HD-2D』
ドラクエ3のHD-2Dがイマイチな出来だった(発売当時でアプデ前の感想ね)ので、スルーしていたドラクエI&IIのリメイク。
先日ドラクエ40周年記念ということで、ついに12の詳細が出るのか!?なんて期待していたら、もう一回作り直してますというズッコケ発表があり。まぁその流れでスルーしていた作品をプレイしてみるかとやってみたが、これはなかなか悪くないクオリティでしたね。
わりとビックリしたのが、それこそドラクエシリーズの1と2という始まりの物語なのに、ゲームの難易度がナンバリングのどれよりも異質な調整になっているのに驚いた。
特にドラクエ1の方は死にゲー的調整。
初見のボス戦は一回殺されてから考えてね、道中はヤバそうなら即逃げてね、逃げるの失敗したら死んでね、という調整にしてくるとは思わなかった。
ドラクエシリーズのナンバリング作品は全てプレイしてきましたけど、ここまで全ての特技と魔法、アイテムを駆使して1ターンずつ大切に行動を選択をした経験ってないんじゃないかな。
それくらい1ターンのミスが即死に繋がるという調整。
これまでのドラクエシリーズはそういう作りではなかったので、これに賛否両論はかなりあるでしょうけど、真剣になって遊べる面白さがあるのは確かな訳で。
レベル上げでプレイヤーの時間を奪うのではなく、戦略で遊ばせる調整なのかな。
そんなゲームシステムはとても良いのですが、ストーリーがイマイチ。
特に2でかなり追加されたストーリーがダメだったかな。
当時のドラクエと繋がりが深かった昔の週刊少年ジャンプのノリを再現しているのかなぁとは想像するものの、仲間内の軽いノリのワイワイと遠足みたいな冒険なので、こいつらに人の生き死の物語を託すのは荷が重い。
しかも敵側の過去を描くことで敵キャラクタにも深みを出そうとしているけど、それをこのノリとやるのは相性が悪い。
そもそも敵側に意味や過去を持たせると暴力の純度が下がりますからね。理不尽に意味もわからず突然殺しにくるからこそ怖いわけで。
かなり尖った作りにはなっていますが、トラディショナルなRPGとしてはちゃんと遊べる作りなので、楽しませていただきました。
特にドラクエ1の調整にはやられた。めっちゃ好き嫌いが分かれる作りだとは思うけど。
でもちょっと同人ってなノリですよね。難易度にしろ、セリフやストーリーのセンスにしろ。二次創作っぽさが強くて、それがちょっと鼻についてしまったなという。
Switch『TETRIS THE GRANDMASTER4』

わーいNORMALモードでカンストできた。
『TAP』がカンスト出来ないレベルでもここまで遊べるので今回はとってもお優しい。
お前何分やってんだよっていうくらいタイム遅いですけど、初心者なんでこんなもんですよね。
NORMALをカンストすると登場する1.1モードってのは初代TGMっぽい作りだそうで。

で、まぁこれもまぁ普通に理解出来る難易度なのでカンストまで行けましたけど、その後の2.1とかはもう無理。TAPのT.A.DEATHモードがベースになっているらしいですね。そりゃ無理だわ。200以降の接地の速さは、私の脳の処理速度を越えている。
2.1やASUKAモードなどこれ以降のモードを私がプレイするには、長期間どこかの施設に収容されて朝から晩まで強制的にやらされる環境に置かれなければ無理じゃないのかな。割とマジな話で。
いや、もともと乱視がキツイ上に老眼も入ってきたじじいの目にはもう難しいのではないかという気がしてる。マジで。
あと本作を機に操作をTGMからSTANDARDに変更しました。
やっぱミノが登るのはデカいっすね。クルクルっと山を越えられるのは相当大きい。
ただ回転法則に全然慣れていないので、結構な確率で「そんな上登るー?」とか、「そこ回して入んないのかよ」って言いがち。この辺も数こなしていかないとなかなか難しいな。
でもやっぱ面白いねテトリス。そんなしょうもなさすぎる感想が出てしまうくらい、やっぱテトリスは面白い。
ここからはその他のエンタメ。まず本。
T.J.イングリッシュ(著)『ザ・コーポレーション キューバマフィア全史』
犯罪がテーマだったり悪人の話を読みたいけど、現代の悪人は現実と繋がりすぎてて腹が立つので、ちょっと昔の時代で海外を舞台にした犯罪モノが読みたいなってのがみなさんあると思うんですよ(ある?)。
で、そんな本を探しにちょっと大きめの本屋に寄って、ノンフィクションの棚を探していたらビビッと来た本があったので買って読んだら大正解。めっちゃ面白かった。
1950年代からアメリカで活躍していたキューバ出身マフィアの栄枯盛衰。
キューバのバティスタ政権下で警官として働きながら悪いヤツからちょろっと袖の下をもらうという、掃いて捨てるほど居る汚職警官の一人だった男ホセ・ミゲル・バトル(以下バトル)。
そんなヌルい生活が一変したのはキューバ革命。
フィデル・カストロによる政変によって生活は激変。
こりゃあかん、とりあえず一旦この国から逃げるかってことで、逃げた先はアメリカ。
冷戦下のアメリカではCIAと政府主導の元でキューバへの攻撃、並びにカストロの暗殺が計画されていた。
そこでは祖国から逃げてきた多くのキューバ国民を兵隊として訓練して前線へと送り込むという、キューバ打倒の作戦が着々と進められていた。
その作戦に乗っかり今度は祖国を取り戻すために兵士として戦った一人が、元汚職警官のバトルなんですね。
残念ながら作戦は失敗に終わり、多数の死者と捕虜を生み出す結果になってしまったが、そんな絶望的な状況となった撤退戦の最中に同胞を救うなど英雄的な活躍をしたバトル。
作戦の英雄となった男がアメリカに帰国後、その名声を武器に賭博ビジネスをスタート。
そこからアメリカにおけるキューバマフィア最大のファミリーを作り上げる。
まぁそこからは裏切り、他マフィアとの抗争、家族の不和など、まぁありがちな所に流れていくのだが、それぞれのエピソードがまぁ面白い。
本書は上下巻と2冊に分かれていて、上巻はマフィアの設立と発展。下巻はその崩壊という感じの構成。
裏切り者は容赦なくぶち殺し、一般人から警察、法曹関係から為政者まで全員の頬を札束でぶっ叩いて成り上がっていく面白さと、崩壊の寂しさよね。
悪いことやってるとはいえあれだけ活躍したメンバーが捕まり、抗争で殺され、自分で頭をぶち抜きと、次々とファミリーが壊れていく下巻は読んでいて辛かった。
同じキューバ出身マフィアを題材にした映画『スカーフェイス』の感じ。
猜疑心よって孤独になり、抑えられない欲望によって崩壊していくアル・パチーノを見るような虚しさ。
キューバ革命に始まった物語が、オバマ大統領によるキューバとの関係改善、そしてフィデル・カストロの死去によって終わるってのは、本の構成としてお見事。
激動の中でマフィアとして生きた男。
時に祖国の為に戦う兵士であり、時に庶民を食い物にするマフィアであった。
非合法に稼いだ金を反カストロ・反共産主義者への支援に使うことをCIAは黙認し利用していた部分もあったが、冷戦構造の終焉に伴うキューバのプライオリティ低下によってバトルの利用価値が下がってしまったことで警察の手が入る。
本書はマフィアの一代記でありつつ、アメリカによって翻弄されたキューバ国民の物語として見える描き方も上手い。
ところで本書は、レオナルド・ディカプリオが映像化権を取得しているらしく、それなりにプロジェクトは動いていたそうですが、ここ数年動きがない所を見るにポシャりましたかね。
映画よりドラマにしたらかなり面白いと思うけどね。誰か拾わないかな。
ここからは映像関連。
AppleTV+『ウィドウズ・ベイ』
ホラー&コメディの傑作が来ました。
舞台は過疎化と高齢化が進む島。
主人公である町長は衰退する島を救うべく、これからは観光で稼ごうと大規模なプロモーションを行い、なんとか成功に導く。
しかし地元のおじいとおばあは最初からよそ者を呼ぶのに反対していた。
何故ならこの島は呪われた島だから。
いやー何度も書きますが傑作ですよコレ。
どう転ぶのかわからない展開と、絶妙な笑いの入れ方。
異常と正常の間を行ったり来たりすることで起きる笑いの妙。
世界が正常な時には正気な人が活躍し、世界が異常な時には狂気の人が活躍する。そんなカオスな島で暮らす人々のバカバカしくも真剣な騒動。
そして、この島に残された大きな負の歴史が明かされると共に、島民の運命を左右するような厄災が降り掛かってくる。
この呪いの中心地に居るのは誰か。ここはもうミステリーのテイストを入れてくるというマッシュアップ感よ。
これ2026年のベストドラマかもしれん。それぐらい面白かった。
そうそう本作の監督はヒロ・ムライなんですよ。やっぱ凄いよねこの人。
Netflix『捜索者の血』
いくらNetflixがハーラン・コーベンと包括的に契約しているとはいえ、あまりにも配信されるペースが早すぎないか?と思いながらも毎回チェックしてしまう。そんなハーラン・コーベンのリミテッドシリーズ。
本作は結構な当たりでしたね。
息子を殺した罪で終身刑を食らった父。
もちろん愛する息子を殺すなんてことが出来るはずもなく、冤罪だと主張したが目撃者なる人物の供述により認められなかった。
その事件から5年。
収監されている刑務所に義理の妹がやってくる。
彼女が持ってきた一枚の写真。そこには殺されたはずの息子が成長して写っている姿があった。
ハーラン・コーベン原作なので視聴者の裏をかくことがメインになったシナリオで、めちゃくちゃ強引な展開だし、ツッコミどころ満載、そして登場人物が全員適度にアホなのだが、勢いで見せる作品として質が高い。
今回はその勢いが最初からトップスピードでツイストしまくりなのでディテールなんてどうでもよくなるくらい視聴者を振り回してくるのがスゲー面白い。
真剣に見るには強度が足りないし、見終わったあと何も残らないですが、ポップコーンムービー的なドラマとしてとても良くできます。一気見をさせたい配信プラットフォーム向けドラマの極北って感じ。
最後に音楽。
SOLAH, Makoto, DJ Marky - Summer Summer
はい。今年の夏のアンセム来ました。完璧。優勝。
ひたすら押し寄せる快楽の波。あまりに最高すぎて泣いちゃうよ。
さまさまた~いむっ。
FIFTY FIFTY - Like a Bubble
いやーこちらもめっちゃ好きな曲。
何が良いってドリーミーなトラックが良すぎるし、そこに乗る声も良い。
なによりかっこいい。それぞれの声の個性を活かしたトラック。たぶんこれから末永く何度もリピートするであろう楽曲。
MPH - Long Goodbye
タイトル見て、おっレイモンド・チャンドラーですかってうざ絡みしたくなるタイトルですが、そんな(?)MPHの新譜がヤバい。
MPHは今のUKガラージシーンを復興させているアーティストの一人であるけれど、こういう今どきのパターンに郷愁のテイスト乗っけて現代に持ってこれるってのが牽引役である所以よね。
最近のリリースではUnconditionalもめっちゃよかったしね。
MPH - Unconditional
ondab - 360p
UKガラージの流れからちょっとだけ2ステップなフレーバー、韓国のアーティストondab。
その新譜が超かっこいい。ポップなサビのかわいさよ。
TWOFACED, Nikita W. - I Need You
次はハウス界隈からこちら。
結局こういうのがいいのよっていう90年代後半辺りのアッパーなハウスのド真ん中。
なんかこうバーンと広がる青空のイメージよね。めっちゃリピートしてます。運転中に最適。
XG - Flowers (Sweet Female Attitude Cover)
最後に2ステップに逆戻り。
Sweet Female Attitudeのヒット曲FlowersをXGがカバー。
そもそも90年代後期からの2ステップのシーン自体が一瞬で流行って一瞬で廃れた一発屋的ジャンルでありました。その中でも文句無し紛うことなき完璧な一発屋だったのがSweet Female AttitudeのFlowers。
もちろんそれだけヒットした曲なので、その後もカバーやサンプリングで使われることも多かった曲ですが、ここに来てストレートなカバーをXGがやるとは。
そのまんまのカバーすぎて背中が痒くなるようなダサさと共に、何よりヴォーカルがめっちゃ良いしメロディアスで今でも聴ける曲だよねという、振り子のような感情が襲いかかります。
こんな感じで今月はおしまい。
また来月までなんとか生きていきましょう。


