月刊 追い焚き作業

見て聴いて読んで遊んだ記録です

2024年1月の購入予定と2023年に読んだ本、見た配信作品10選

年明け早々、いろんな出来事がありすぎて、正月からざわざわとした日々を過ごしております。

 

そんな1月の購入予定。

26日

XBOX龍が如く8』

龍が如くシリーズ最新作。

今回舞台はハワイ。ボリュームが過去最大規模らしいので、クリアまで相当時間がかかりそう。

あとシリーズお馴染みのゲーセンでは、『スパイクアウト』や『バーチャファイター3tb』が収録。

セガのスタッフが一人で勝手にMODEL3のエミュレーターを制作したことで、この手のタイトルの収録やAC版の『バーチャファイター3tb』の稼働に繋がったらしいですね。ゴイスー。

 

今月はこの1本かな。

 

毎回、先月プレイしたゲームの話を書いてますが、それは年末にさんざん書いたので、今月は無し。

つーか、年末から今も継続してファイナルファンタジーシリーズをひたすらプレイするという、謎のFFブームが来てまして。

おそらくきっかけは『シアトリズム ファイナルバーライン』なんだろうけど、それにしても自分でも引くくらいにFFシリーズ熱が高まってる。

来月発売の『FF7リメイク』の続編が楽しみでしょうがないですよ。

 

まぁそんな状態ですので、年明け最初は2023年に読んだ本や、配信作品などをサクサクっと振り返ります。

2023年中に私が読んだ・見た作品となりますので、過去の作品も含まれます。

過去にブログで紹介したことのある作品は、パパッと簡単に。

面白い作品を全て書きだすとキリがないというか多すぎて無理なので、厳選した10選ってことで。

 

それでは、まずは小説。

・S・Aコスビー『頬に哀しみを刻め』

殺されたゲイのカップル。それぞれ黒人と白人の父親が殺人犯に復讐するためにタッグを組み、ひたすら犯人探しに戦い続けるストーリー。

暴力、暴力、暴力で繋げるページターナー。ひたすら勢いが凄い。

ゲイの息子を認める事が出来なかった父の弔い合戦となる訳であるが、その理解までの道のりが若干薄いかのようにも見えた。ただ、ここのエピソードを濃くしてしまうと、思想の強さがアクとなる可能性もあるだろうから難しいところかなと。

 

 

・ダグラス・スチュアート『シャギー・ベイン』

イギリスの貧困地区に住む少年の物語。

親父は他所の女を追っかけて家出。

家族の中で唯一の大人である母親はアル中。

そんな母親は子供を深く愛してる一方、自身を愛してくれる男性を求めて破滅的な行為を繰り返す。

いつも酒と男に溺れている母親が、ほんの一瞬だけれど子供へと向けられる愛情、その温かさを知るが故に子供もまたその愛情を欲してしまう。

絶望的な物語ではあるが、その瞬間の美しさに涙した。

 

 

長谷敏司プロトコル・オブ・ヒューマニティ』

事故によって脚を失った主人公。それをサポートする高度なAI義足を使いこなすまでの生活。

それと同時に、日常生活もままならなくなってきた父親の介護。

2つの出来事が襲いかかる中、相反していた親子の邂逅として描かれるシーンが圧巻。

またタイトルが本当に素晴らしいんだなコレが。

 

 

・宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』

女子中学生、成瀬あかりが夏休みに閉店の迫る西武大津店に毎日通い、夕方のニュース中継に映り込む事を目標にする1話目から笑わせてもらった。

天才像の一つとして"好き"を先鋭化させた猪突猛進型のキャラクタが多い印象があるが、本書の成瀬は動機は突発的であるものの人の意見を取り入れ、自身を変化させながら才能を開花させていくのが今の時代に好かれるキャラだなと関心した。

何かを盲目的に好きでいられる才能を持った人は幸せであろうが(もちろん過ぎればオーバーフローして不幸になる可能性が高い)、さまざまな体験の中に好きを見出だせるのもまた素敵。

 

今月末に出る新刊『成瀬は信じた道をいく』も楽しみ。

 

 

・ジャネット・スケスリン・チャールズ『あの図書館の彼女たち』

1939年、ナチス占領下にあるパリにあるアメリカ図書館。そこの司書として働く女性の物語。

悪化していく戦況と、そこで本という文化を守ろうとする人々の戦い。

 

また同時に、1980年代にアメリカへと移住した主人公の姿も交差して描かれる。

家族や同僚など誰からも愛された彼女が、アメリカでは変わり者として近所から避けられる人物となっている。

戦中戦後、彼女の人生に何があったのか。

おそらく誰にでも湧く優越感から来る悪意。たった一つの感情を表に出した瞬間全てが崩壊する。

その後悔を抱えた彼女だからこその選択が胸に刺さる。

 

 

・南綾子『死にたいって誰かに話したかった』

他人との距離感がわからず、失敗ばかりで看護師を辞めた女性。
振られてばかりでルサンチマンを抱える青年。
医師であったが、妻と上手く行かず院内の若い女性に手を出し、結局逮捕までされた男性。
あまりにも暗い過去があったが、そこを隠すように見栄を張り続け転落してった女性。

それぞれの4人が集まり、"生きづらさを克服しようの会"を開催。

 

近年日本でもグループセラピーやオープンダイアローグなどが普及しはじめていますが、複数人で集まることで生まれる化学反応。

それぞれ話したいことを話すという、ただそれだけの会によって前進し、また失敗して後退し、また前進を繰り返す。

人に話すことだけでは何も解決しないかもしれない。
しかし、自分の中にあるものを止めどなく吐き出すことによって、心の奥底にあった本当の心に気付ける事は大きい。
だからこそ、その奥底にある気持ちを大声で叫ぶ。その声を受け止める人が居る事はとてつもなく大きい。

 

 

京極夏彦『鵼の碑』

ひっさびさの百鬼夜行シリーズ最新作。

まったく関係の無いようにみえる3つの事件がつながる時、鵼の姿が浮かび上がる。

正直、百鬼夜行シリーズは『塗仏の宴』から失速していた印象があるが、本書によってまだまだ健在である事を証明した一冊となっていると思います。マジで面白かった。

 

 

・ジュリア・フィリップス『消失の惑星』

カムチャツカ半島を舞台にした作品。
冒頭、幼い姉妹が男に誘拐されるシーンから始まる。
そこから毎月ごとに描かれる、カムチャツカ半島で暮らす女たちの群像劇。

 

誘拐の被害者と同じく娘が行方不明になっている母親、その姉妹、事件の唯一の目撃者、担当巡査の妻など。
それぞれの女性が、この狭い半島の中で暮らすなかで抱える問題。
子育て、女性差別、人種(先住民)差別などが絡み合い、この半島の空気が描かれていく。
田舎町で起きた事件に関わる人物の周辺を描くことで事件の輪郭が見えてくる面白さ。

広義にはフェミニズム小説となるのだろうが、そのフレーバーを強く出すことなく、淡々と人々の生活を描くことで女性の状況を際立たせている。結末含めて非常に好きな作品。

 

 

 ・ジョセフ・ノックス『トゥルー・クライム・ストーリー』

ある女子大生の失踪事件。

だが事件は未解決のまま数年が経ってしまった。しかし、その事件を今一度調査をしようと立ち上がったライターの女性。

彼女が失踪した女子大生の双子の姉、ルームメイト、友達や彼氏、両親など様々な人物にインタビューをしていく内に徐々に見えてくる事件の輪郭。

 

本作は海外ドキュメンタリー的な構成で、一つの出来事や年代に関して複数の人物がそれぞれ話した内容を再構成したような形の小説となっている。

誰もが自分をよく見せる為に嘘をつき、また記憶違いなどによって過去の出来事が曖昧になってしまっている。もはや、誰が真実を言っているのかがわからない。

そして、この小説自体も本書が2刷という体になっており、ある理由により追加情報を入れられなかったライターの女性ではなく、著者自身であるジョセフ・ノックスが後に加筆修正した作品となっている。

要は、ここで語られた物語において誰が嘘を吐いているのか、もう読者には判断が出来ない。

そして、本書のタイトルに戻る訳ですよ。『トゥルー・クライム・ストーリー』。真実って一体何が?

 

 

ここからノンフィクション。

・武田惇志, 伊藤亜衣『ある行旅死亡人の物語』

尼崎市の安アパートで見つかった高齢女性の孤独死

身長133センチ。右手指は全て欠損という特徴。

そして、部屋に残された金庫には約3,400万円の現金。

身元を確認しようとしたが、部屋の中から身元が判明するような物が一切なかった。

 

前半は、一本の印鑑から辿る身元。

後半は、彼女の歩んだ人生にフォーカスを当てる構成で、さながらミステリー作品かのような面白さがあった。

著者の詳細な取材でさえ判明しなかったことも多いが、今現在の日本において、ここまで個人の情報というものを消した状態で生き、そして死ぬ事が出来るものなのかという驚きがあった。

 

 

・ジョエル・コトキン『新しい封建制がやってくる-グローバル中流階級への警告』

近年、富の集中により世界は、テックオリガルヒ(GAFAをはじめとするテック産業の新興財閥)など富を独占する寡頭支配者を第一身分とし、メディアや学者は支配者の追従をする聖職者となった第二身分、そして第三身分である平民へと分かれてしまった。

現在のテックオリガルヒは貧困や環境など社会変革に対して大きな影響力を持とうとしている。

中世の封建時代では宗教が人々の精神を支配していたが、現在では地球環境や人権、LGBTQなどが新しい宗教となり、ある人はその教えを率先して広めるために活動し、また一方では反発し分断していく。

近代化と共に、仕事で要求される能力・知識・技術がドンドンと高くなっていくと、もはやエリート層と平民の労働者との間では連帯は生まれない。テックオリガルヒや第二身分の人間は、いかにアホな平民を導くかという視点で世界を動かしていく。

スピード感がなく手続きが煩雑で手間がかかり、無教養な人間が参加する民主主義は崩壊し、その代わり賢い独裁者を内包するテックオリガルヒによって作られるのは寡頭制社会主義であり、平民以下の人間にも多くの恩恵を与える優しい社会システムであるが、一方で第一身分・第二身分の支配は揺るがない物となり身分は固定される。

 

テックオリガルヒによる社会システムは、幅広い人々への恩恵をもたらす経済成長よりも、持続可能性という名の社会的格差の固定化を目指している。選挙で選ぶことの出来ない者による支配、その状況は、封建制への回帰であると。

そして、その宗教が目指す未来にあるのは、ユヴァル・ノア・ハラリが『ホモ・デウス』でも書いた、人間の機能を全てコンピュータへと移植し、永遠の生命を手に入れる神への道。

メガコープによる支配とディストピアというのは古典SFから何度も何度も描かれてきたテーマであったはずなのに、巨大企業による生活へのベネフィットに目を向けるあまり、今現在そうなりつつあるという視点は確かに抜けていたようにも思いますね。

 

こちらとあわせて、カール・ローズ『WOKE CAPITALISM「意識高い系」資本主義が民主主義を滅ぼす』も面白いのでぜひ。

 

 

と、10選といいながら11冊あるじゃん。せっかくここまで書いたから11選で。

 

その他、私も楽しんで読ませてもらった竹倉史人『土偶を読む』に対して、専門家が真っ向から「おいおい素人がてきとーな断言してんじゃねーぞ!プロなめんな!」と物理で殴る 望月昭秀、小久保拓也、山田康弘『土偶を読むを読む』

 

短編ではフェルディナント・フォン・シーラッハ『刑罰』

収録された中でも好きだったのは、祖父との静かな暮らしを思い出し残された屋敷に住む男の末路『湖畔邸』。

被告人を守るという弁護士の葛藤『奉仕活動』。

夫の浮気相手が残した真珠によって生活が一変する『テニス』は、江戸川乱歩の『芋虫』を彷彿とさせる。

 

エッセイでは、デイリーポータルZのライターである古賀及子『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』が過剰な面白さを演出しすぎていない、日常の延長にある柔らかい面白さと、斜め方向からカーブさせながらも芯を食ったオノマトペが素敵で良かった。

来月出る続編『おくれ毛で風を切れ』も楽しみにしてます。

 

まだまだありますが、ここで一旦終了。

そんなこんなで、2023年のトップ3は『トゥルー・クライム・ストーリー』『あの図書館の彼女たち』『鵼の碑』の3作かな。

 

 

そして配信作品。

Netflixサンクチュアリ -聖域-』

角界における八百長やタニマチの問題など聖域に切り込む一方、力士として強くなるという事。その過程において、聖域でしか通用しない理屈によって生み出される覚悟もまた描かれている。

ドラマ中では記者役の忽那汐里が聖域に取り込まれる人物を演じているが、あのキャラクタを入れたことによって上手く視聴者を取り込んでいた。

見終わった後、四股を踏みたくなるドラマ。

 

 

Netflix『BEEF』

あおり運転から始まるドタバタ劇。

壮絶なる大ゲンカの果て、自分とは対極にあると思っていたお互いが、共通点を見つけた瞬間に、人としての枠すらも溶けていく最終話が凄い。

 

 

Netflix『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』

学生時代のイジメ加害者を一人ずつ転落させていく、これぞ韓国の復讐劇というドラマ。

イジメのシーンがエグいので人を選ぶかもしれないが、それこそが復讐へのカタルシスへと繋がる。濃すぎない恋愛要素もエッセンスとして非常に良かったですね。

 

 

Netflix『今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~』

精神科へ転属となった新人女性看護師を中心としたストーリー。

それぞれの患者との間で発生するナースの奮闘、そして幼馴染と医師に挟まれた三角関係ラブコメの両輪で物語が進んでいくと思いきや、中盤で物語は一転。

ヘヴィーなストーリー展開でありながら、ラブコメ要素も残しているという難しいバランスで最後まで走り抜けたのはお見事。

あえてやっているとは思うが、視聴者に対して、それも物語を斜に構えて見るような視聴者に向かって、ある種のトラップが入っているのが面白い。何らかの思い込みを誘うようなストーリー展開なのだが、それ自体が心の病というものに対しての偏見であると真っ向からぶっ刺して来る。

もっと気軽に精神科を頼ってみてよ、というメッセージがグッと詰まった作品。

 

 

Netflix『すべての見えない光』

アンソニー・ドーアの同名小説を、『ストレンジャー・シングス』のショーン・レヴィがドラマ化。

ドイツの孤児院でフランスのラジオ放送に耳を傾けて育った少年と、フランスで育った盲目の少女。

ナチス占領下のフランスで、盲目の少女はラジオ放送を始め、ドイツの少年はナチスの通信兵として、フランスの街へ向かう。

一方、その少女が鍵を握るとされる宝石『海の炎』を巡る争い。

 

セリフが説明的すぎる部分や、ドイツ人までもが全員英語を喋るなど微妙な点(仕方ないけどね)もあるが、ドラマ化としてはお見事。

美しい映像、迫力のある音響、そして実際に視覚障害者であるアリア・ミア・ロベルティの演技が素晴らしい。

 

 

・U-NEXT『THE LAST OF US

同名ゲームのドラマ化。

オリジナルのゲーム自体がかなり海外ドラマ的というか、ストーリードリブンのゲームであっただけに、そのままドラマ化するとテンポが良くなり非常に見やすい。

途中に入っていたミニエピソードも非常に良かったですね。

 

 

・Disney+『ムービング』

ブコメとマーベル的な超能力バトル、それに韓国お得意の世代間を越えた物語のマッシュアップ

メチャクチャな組み合わせに見えるが、全てが調和しているという奇跡の作品。

今年一番夢中になったドラマ。めちゃくちゃ面白い。

 

 

・Disney+『ガンニバル』

二宮正明原作の同名マンガのドラマ化。

人食いの風習の残る村に赴任してきた柳楽優弥演じる警官と村人との事件。

とにかく柳楽優弥がヤバい。オーバーフローした正義感による狂気。目をギンギンにして人を断罪し、殴ることの快楽に耽る様は笑いすら生まれている。

シーズン2が楽しみ。

 

 

・Disney+『季節のない街』

宮藤官九郎の監督・脚本作品。

山本周五郎の原作小説をベースに、舞台を東日本大震災後、今も復興住宅に住み続ける人々へと設定を変更。

様々なルーツ、様々な体験をしてきた人々が、助け合いながらも距離を取って暮らし続ける中で変化していく生活。夢のようでもあり、心地よい地べたでもあり。

宮藤官九郎の温かい眼差しが詰まった作品で好きです。

 

 

Amazonプライム『誘拐の日』

チョン・ヘヨン原作のミステリー小説のドラマ化。

身代金目的で少女を誘拐しようと家に向かったら、その家からその少女が飛び出してきて車の前でぶっ倒れる。

仕方なくというか、一応目的ではあるので気を失った少女を誘拐するが、目が覚めた時、彼女は記憶を失っていた。

記憶喪失の少女に私が父親であると思い込ませる誘拐犯。だが、そんな逃走の最中、その少女の両親は何者かによって殺害されていた事を知る。

誘拐の罪はしょうがないが、見に覚えの無い殺人容疑が乗っかってしまった誘拐犯。そして、実は最年少MENSA会員である超天才少女との逃亡劇。

 

ベースはコメディであるものの、原作小説よりも泣かせる構成になっていてとても良い。というのも、誘拐される少女ロヒの役を演じたユナの演技力が圧巻。マジで泣かされた。

 

 

Netflixスコット・ピルグリム テイクス・オフ

新しい彼女と付き合うには元彼達と戦わなくてはいけないという、アメコミ原作のアニメ化。

ちなみに今回はオリジナルストーリーで、スコットが最初のバトルで退場してしまうifの世界線。そのスコット追いかけるラモーナが主人公となっていて、ラモーナの魅力が満載。

ラモーナの髪染めシーンをバンクとして使っているが、そのシーンがずっと見ていたいくらい好きすぎる。

映画同様に小ネタ満載で最高でした。

 

 

と、配信作品も11本になってるわ。もう、おじいなので数を数えるのすら怪しくなってきたな。

 

その他、バカリズム脚本の『ブラッシュアップライフ』はタイムループ物の中でも出色の出来。おそらくこのドラマを見た事で人生に大きな影響を受ける人も多いのではないでしょうか。フィクションの持つパワーを見た。

『マスクガール』『D.P. -脱走兵追跡官-シーズン2』『BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ』もめっちゃ面白かったですね。

 

まぁそんな中、今年のトップ3は、『ムービング』『今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~』『誘拐の日』かな。

 

 

その他、一応このブログは、お家エンタメしばりで書いているので劇場で見た映画の話は書きませんが、2023年のベストは以下の5選。

『バービー』

『aftersun/アフターサン』

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

グランツーリスモ

『TAR/ター』

ってな感じ。『フェイブルマンズ』『ゴジラ-1.0』『君たちはどう生きるか』はギリ選外。

Netflixですが『ザ・キラー』もスゲー好きでした。劇場で見たかった(一部で劇場公開されたが近所ではかかってなかった)。

 

以上2023年のエンタメ話まとめはこれにて終了。

 

 

最後に音楽。年末年始、車移動の時にかけてた曲を中心に、それぞれいろんなジャンルを。

nikoi - Starry (feat. Achu*)

ガラージコンピ『SMOOZ GARAGE 02』からの一番お気に入りの一曲。

2018年頃から本家のUK Garageの復活から、近年は特にK-POPを中心に2ステップ的なスムースなガラージサウンドがガンガン当たってたりして、またこの流れが来てて嬉しい限りです。去年だけでもNewJeansやらTHE BOYZやらNMIXXやら。

まぁでも、ガラージはどうせすぐに死ぬのかもしれませんけど。味付けのバリエーション無いからすぐ死ぬ。ブームになってすぐ廃れる食べ物と一緒。

 

 

ハウスではこちら。

icesawder - Feel My Love

ハウスコンピ『AD:HOUSE 11』から。

icesawderはハズさないねー。アッパーでありながら心地よいサウンドをいつも提供してくれます。

 

 

ドラムンベースでは、こちらが再生回数トップ。

Deep Notion - Down On The Dancefloor

Viperやなーって言いたくなるサウンドで最高。

4つ打ち、dnbパートと来てからのギュワンギュワン。永久にこの繰り返しで食える。甘みと塩味を交互に食ってる感じ。

 

 

Incognito - Into You (Featuring Cherri V)

去年出たIncognitoのアルバム表題曲であるInto YouのMVが公開されていまして。

ホントこのアルバムめっちゃ聴いた。久々にアルバムを頭から最後まで何度も通しで聴いたアルバムでした。

 

 

ネクライトーキー - bloom

上で紹介した、『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』のオープニング曲。

大好きなネクライトーキーが大好きなスコット・ピルグリムのOPで最高。完璧。

 

Techno Syndrome (Mortal Kombat)

せっかくなので『スコット・ピルグリム テイクス・オフ』つながりで。

見てないと、なんのこっちゃという話かもしれませんが。

今気づいたけど、モーコンのロゴってドラゴンだから辰年ってことでどうですか。

 

こんな感じで今月はおしまい。

2024年も変わらず月イチ更新していきますので、引き続きよろしくお願いします。